年下犬系男子は狼系男子でした


壁と俺で杏璃を追い詰める。

杏璃は頬を赤く染め潤んだ目で俺を見る。
なぁ、言ってくれよ。

「俺のこと好きだろ。」

こんな恥ずかしい台詞、もう2度と言えない。

「圭斗…好き。」

いいや、言うかもしれない。
こうして杏璃からの好きが聞けるなら。
いくらでも言ってやる。

この好きは幼馴染みとしてではなく…。
異性として…なんだよな。