年下犬系男子は狼系男子でした


「杏璃が俺の事弟だっていうから。…本当にそう思ってる ? 」

俺の想いを真っ直ぐに伝える。
…どうか思ってないと。
そう言って欲しい。

俯き唇を噛む杏璃。

「俺は杏璃のこと好き。」

追い討ちをかけるように伝える俺は余裕のない男。
杏璃のことを思うと余裕なんてない。

俺の言葉にぱっと反応した杏璃。
これは期待してもいいのか。
俺のこと好きだって。

「ねぇ杏璃は ? 」