年下犬系男子は狼系男子でした


パタンとドアを閉めるとそこはもう2人の世界。

「杏璃、こんな俺だけどさ。杏璃への気持ちは誰にも負けねぇから。」

「…うん。」

「だから付き合ってくれよ。」

生まれて初めて男の子からの告白はなんとも俺様なものだけど。

それでも圭斗が大好きな私の返事はきまってる。

「一生離さないんだったら付き合ってあげてもいいよ。」