年下犬系男子は狼系男子でした


「へぇー。」

今度は私がニヤニヤする番。
圭斗も同じように思っててくれたなんて嬉しいな。
本当に結婚できたらないいな。

そんなことを考えていると圭斗と目が合った。
しかも口ぱくで何か言ってる。

『け・っ・こ・ん・し・た・い・な』

…結婚したいな。

今絶対私顔真っ赤だ。
だってまさか私が考えてたこと言われるとは思わなかったし。

「杏奈さん、今日杏璃泊まらせていいですか ? 」