「ね、ねえ!なんで私の場所分かったの?」




「…匂い」





「ごめん。まいごになっちゃって…」





「別に…」




歩きながら必死に話しかけるけど
さっきからそっけないというか



やっぱりなんか怒ってる…





「なんで怒ってるわけ?」




「…お前のせいだろ」



あ、少し長くなった

じゃ、なくて!


怒ってるの私のせいなの?…いやいや

私何もしてないし

合コンに行ったこと怒ってるのかな?


でも
私が何しようがこいつには関係ないし


第一…こいつだって女子とイチャイチャして楽しんでたんでしょ…?






ガチャ




いつの間にか自分の家に着いていて

当たり前のように家の扉を開けると

そのまま私をひっぱる






「えっ?!ちょっと、この変態猫!」





そう叫んだと同時に背中にはベッドの感触




昨日同様私の上にまたがる






「さぁて、説明しろよ。」