いきなり名前をよばれて振り返ると


いかにもテンションが高そうな男の人が


ニコニコして立っていた。






「ど、どうぞ」





「どうも!俺、木村拓。よろしく!」



木村くんはそう言うと

私の隣に座って、はい!とジュースを

渡してくれた。



一瞬チャラ男かと思ったけど

結構いい人そうかも。




「ありがと!」