わからない。


猫を飼ったつもりが

本当は変態やろうで


その変態やろうが

なんでそこまで私にこだわるのか…



わからないけど…








「最後に聞くけど、俺と契約して
くれるよな?あんりちゃん」





ちょっとうれしいなんて思ってる私。





「だからやだって………んっ!」





それでも素直になれない私を見て



男はニヤッと笑うと




顔を近づけて来て



気づいた時には…




唇に温かい感触と口元に流れる

甘い液体。