まってよ


この距離だと少しでも動いたら


唇あたるよ⁈




それにこの状況。



私がセクハラの罪で訴えれること


こいつ分かってやってるのか?







「あんり」





「っ⁈」





いきなり低い声で名前を呼ばれて



不覚にもドキッとしてしまった私。






「俺の飼い主になってくれるよな?」






「む、むり」