黒猫sied
「俺の話聞いてた?」
「はい」
「俺動物界に戻されちゃうんだけど?」
「お帰りください」
……さっきからこんな会話が続いてる
あんりはいっこうに「はい」と
言ってくれない。
目を付けてた時から頑固そうな奴だな
って思ってたけど…
「どうしたら契約してくれる?」
「貴方が帰って、10年くらいたったら
考えてあげます」
…頑固すぎるだろ。
いや、素直じゃないだけか
でも
自分で言うのもあれだけど
こんなイケメン男子に助けてくれなんて
普通の女ならすぐに
喜んで契約してくれるはずなんだけど
こうなったら仕方ないか…
できるだけ
無理やりはしたくなかったけど…
俺は小さな小瓶を手に持ち
あんりの布団に手をかけた
「俺の話聞いてた?」
「はい」
「俺動物界に戻されちゃうんだけど?」
「お帰りください」
……さっきからこんな会話が続いてる
あんりはいっこうに「はい」と
言ってくれない。
目を付けてた時から頑固そうな奴だな
って思ってたけど…
「どうしたら契約してくれる?」
「貴方が帰って、10年くらいたったら
考えてあげます」
…頑固すぎるだろ。
いや、素直じゃないだけか
でも
自分で言うのもあれだけど
こんなイケメン男子に助けてくれなんて
普通の女ならすぐに
喜んで契約してくれるはずなんだけど
こうなったら仕方ないか…
できるだけ
無理やりはしたくなかったけど…
俺は小さな小瓶を手に持ち
あんりの布団に手をかけた