あの後、いろいろなパニックと

男の前で裸だったことに気づいて

気を失った私。




目を開けると


そこにはさっきの男がニコニコしながら


私の顔の横にいた。





「…夢であってほしかった」





「ざんねんだったな。夢じゃなくて」





「お願い。しゃべらないで
まだ整理できてないから」




私は頭を抱えて目をつぶる




…はぁ。もう仕方ない。



認めたくないけど



こいつは多分あの猫ちゃん。



侵入者ではない。

変態やろうではあるけど…




でも何故か、猫ちゃんはいないし

こいつの目の色とか髪の毛の感じとか

猫ちゃんまんまだし。




よし、ある程度の整理はできた



もう何を言われても大丈夫…







できれば何も聞きたくないけど……