正直もの。偽もの。

翌日、実家の近くの森林公園にいった。


手を上にあげて ひゅーっと息を吸うと、12月の冷えた風が頭と体を冷やしてくれる。



芝生の上で。ゴロンところがって目をつぶった。




頭の中には、


頭の中には


旦那の顔が思い浮かんだ。



いつもこんな私と一緒にいてくれる人。

いつも優しくしてくれる人。


時々無鉄砲で、意味がわからなくて、空気読めない人だけど。


私と出会って、私を大切にしてくれる人。








私は、今日のためにポシェットの中に入れてきた太めの縄を、生地の上からぎゅっとつかんだ。


「はー。大事にするべき人を一番大事にしないと。」

私の口から自然とこぼれてきたのだ。

自分で自分にほっとした瞬間だった。