甘えん坊男子の恋事情。







へなへな。



「朝輝!?大丈夫!?」


「……怖かったぁ。」








家につくと足の力がふっと抜けて立ち上がれなくなった。






「とりあえず、リビング行こう??」


「た、立てないよ。」


「え。」




全く足に力が入んない。どうしよう。



ふわっ。




しばらく考えていたら体が浮いた。





と、思ったら優にお姫様抱っこをされていた。




「ごめん……。」


「いーの!」




そのまま、リビングに運ばれる。





はぁ……落ち着く……。





「ココア作ってくるね?」


「やだ!ここにいて??」




何となくひとりになるのがいやだ。ひとりになったららまたあいつらが来そうだ……。




「まって?着替えだけ持ってくるから……。」


「いやだ……。いてよ。」


「すぐ戻るからね??」




そういって優がすぐに着替えを持ってきてくれた。