甘えん坊男子の恋事情。





「逃げるよ。」



和奏にしか聞こえないくらい小さく言った。



「わかった。」




和奏が返事したのを聞いてから「あ!UFO!」



子供っぽ過ぎたかな……。




「あぁ??」





あ、振り返ってくれた!



「和奏!」



その瞬間和奏の手を引っ張って走り出した。




「ま、まて!!」



待てって言われて止まるのはワンコだけだ!