「優??どうしたの??」
「朝輝さ。俺のことどう思ってる??」
「へ??あー。んー、優しくて甘えん坊で見た目は高校生だけど中身幼稚園児みたいだからほとんどかわいい弟って感じかな?? 」
「じゃあさ、可愛い弟が……怖い狼さんになったらどうする??」
わざと可愛く言いながら露になっているうなじに噛みつく。
「優!?ちょっ……んっ……。」
やばい、止まんない。朝輝がすごい可愛い。
はやく、俺のものになればいいのに……。
チュッ
「優??なにしたの??」
「キスマーク。付けちゃった。」
うなじにはさっきつけた赤いキスマークがついている。俺のものって印。まだ違うけど
「絶対俺のものにするから。」
「そっ、それ……どういう意味??」
「秘密。」
真っ赤な顔をする朝輝。
ただ1つだけ言えることは……
「可愛い弟では、無くなるからね。」
そう言ってキスマークを舐めた。
これからは、可愛い弟じゃなくて男として朝輝に接するからね。
「優。変だよ??」
「朝輝が可愛すぎるから仕方ない。」
「……なっ!!」
「それより、髪。下ろした方がいいよ?? 」
「へ??」
「キスマーク。バレバレだよ??」
「っ……////」
クールな朝輝の表情が今日はすごい顔に現れてるから分かりやすい。可愛い!

