「「「「「きゃぁぁぁ!!」」」」」
「……うるさい。恵衣離れてよ。」
「やだぁ。」
そう言ってひっつく恵衣。あぁ、もう。こいつといると女子がうるさいから嫌なんだよな。まぁ、おかけで目覚めたけど。
可愛い顔している恵衣を女子はほっておくはずがなく、モテにモテてモテまくっている。
学校1のイケメン??が恵衣。
美女は何を隠そう。朝輝。この2人はまじでもてる。
「はぁ。」
「ため息ついてると、幸せ逃げるよ。優。」
「……ん。朝輝、お疲れ」
「ありがとう。優の試合第二試合だよね??」
「……たぶん。」
「はぁ、頑張ってね。」
そう言って頭を撫でられる。……嬉しい。けど、嫌だな。微妙な心境。
そんなことを考えてたら、そろそろ試合が始まるみたいで、相手チームが集まってくる。
こっちは、バスケ部がいなくて相手は約2人いる。
でも、こっちは恵衣がいるしなんとかなるよね。何気あいつ身長ちっちゃいくせに運動神経抜群だから……。