甘えん坊男子の恋事情。






「……うん。」


ん??誰かの声がする……。


「そっか……わかった。」





朝輝の声だ……。







「……うん。ばいばい」


「ん……。」


「あ、優。ごめん、起こしちゃった??」


「……大丈夫。」





よしよし。と頭を撫でられる。気持ち……。あれ??




「朝輝??なんか、いいことあった??」


「ん??ちょっとね。」




久しぶりに見た気がするな……。朝輝の嬉しそうな顔。




「萌さんがらみ??」


「ぇ、あー。……うん」





はぁ。可愛いな。



「よかったね。」


「うん。」


「優美ー。朝輝ちゃーん。ごはん出来たわよー!!」


「行こっか。」


「うん。」