甘えん坊男子の恋事情。






「片付いた……。」


「んー。朝輝。疲れたぁ。」




疲れたぁ。


ギューッ



んん。いい匂い。





「ちょっとひっつきすぎ……。」





そう言いながらも、あまり嫌そうにしないから俺は引っ付き続ける。こうやってするのが一番落ち着く。





「朝輝……。眠い。」


「はいはい。じゃ、寝れば??」





うん。おやすみそう言ったつもりだけど、あまり聞こえなかったみたいで返事はなかった。でも、そのまま寝た。