甘えん坊男子の恋事情。








「私も手伝います。」


「いいのよ。朝輝ちゃんは、優美の部屋でゆっくりしてなさい。」


「でも……。」


「いってらっしゃーい。」


「……い、いってきます??」







あ、でた。お母さんの無理やり攻撃。しかも、なんで疑問系なんだよ……。まっ、可愛いからいいけどっ♪





「……行こう。」


「あ、うん。」





そういえば、家に来るのは久しぶりだな……。





「ちょっと、優。この部屋はなに。」



部屋に入って第一声がこれ。





「……最近片付けしてない。」


「はい。いまからするよ」


「えっ。」




そう言って着々と片付けを始める。





「優。ほら、手伝って。」


「んー。」