~♪
ちっ、こんなときに……
「もしもし」
『優美。』
「恵衣!!お前場所調べてくれ!!」
『……もう分かってる。』
「どこだ!?」
『いまそっちに向かってるから待ってろ。』
「わかった」
電話が切れるとすぐにバイクの音が聞こえた。
「優美!!乗れ!!」
「おう」
バイクでやって来たのは、恵衣とその相棒。たしか玖蘭舞だっけな??
「いまから行くとこはかなりやべぇん所だから出来れば連れてきたくねぇんだけど……。」
「恵衣。俺らだけじゃヤバくねぇか??」
「3人じゃさすがにやべぇよな……。」
「あ、そうだ……。」
俺の友達にいいやついんじゃん!!
『もしもし??』
「つっきー!今すぐ俺の高校来て!!朝輝が!!」
そういうとすぐに電話が切れた。
「優美??つっきーって??」
「俺の知り合い。あいつ族の総長してるからかなり強いはずだよ。」
「優美!!」
さっき電話したばかりなのにもうつっきーたちがきた。
「つっきー!!それに、つっきーの彼女さんまで……。」
「あれ??」
「小暮。それに、蓮南……。」
「てめっ……」
「水龍……。」
「んー。よくわかんないけど、話は後だ!!」
朝輝を助けに行かなきゃ。
そのまま俺たち5人で朝輝のいる場所に向かった。

