甘えん坊男子の恋事情。






次の日。





学校にはもうすでに私たちの噂が広まっていて2人で登校するとざわざわと話し声が一杯聞こえた。




「なに、俺たち人気者??」


「なにをバカなこといってんの。」






本当に能天気って言うか……なんというか……





ゾクッ





「ん??どうした??」


「いや、なんでも。」




なに。さっきのすごく見られてたような……??






気の……せいだよね……??





しかしそれは気のせいではなかった……。