ピーンポーン
「……。」
チャイムを鳴らしても無反応。
まだ寝てるのかな??
ガチャ
開いてる……なんて無防備な……まぁ、そのままおじゃまさせてもらうけど。
「はぁ……はぁ……」
部屋に入ると優が顔を真っ赤にして眠っていた
おでこ熱い……。
そのまま頭を撫でてあげる。
すると優が目を覚ました。
「あれ、起こしちゃった??」
「朝輝……。」
「どう?頭痛くない??」
「……大丈夫。」
良かった……昨日かなり頭痛そうにしてたからな……。
頭を撫で続けていると腕を掴んで匂いを嗅いできた。
「どうしたの??」
「朝輝、香水つけてる?」
「ううん。」
いきなりどうしたんだろう……??
一瞬考えたと思ったら鋭い目をしてこっちを見た。
「……誰かに抱きつかれたの??」
「え??んー。あ、晃太郎くんかな??」
「晃太郎??誰??」
「あー、なんか昼休みに来たの。」
「で、なんで今日会ったばかりのやつと抱き合 ってるの??」
「え、なんか帰り際に抱きつかれた。」
なんでそんなこと聞くんだろ??それにちょっと不機嫌??
グイッ
「え」
「朝輝から他の男の匂いするとかやだ。」
「……っなにそれ。」
布団の上から抱き締められる。ヤバい……いつもより荒い呼吸が耳元で聞こえて心臓が壊れそうなくらいドキドキしてる……。
「好きなの??」
「へ??」
「そいつのこと。」
「好きじゃないよ。」
今日の優はいきなり聞いてくるな……。びっくりする……。

