甘えん坊男子の恋事情。






「あれ??萌さんは??」

家につくと電気がついてないのを不審に思った優がそう言った。




「母さんは仕事。今日もいないの。」


「……そっか。」






なんで、優が悲しそうにすんのよ。意味わかんない……。




「じゃ、今日「送ってくれてありがとね。」




優が何か言おうとしたけどそれを遮って家に入 った。






「……さみしいくせに強がんなよ。バーカ。」





優がそう呟いてることも知らず。