ウトウトしている優をなんとか布団まで連れていく。 「ちゃんと暖かくして寝なよ??」 「ん。」 「おやすみ。じゃ。」 「帰っちゃうの??」 家に帰ろうとすると優が腕を掴んで聞いてきた。 うわ、すごい手熱い。明日は学校これないな…… 「明日学校あるから……。」 「やだ……。」 「明日は金曜日だから、明日はずっと一緒にい るから。ね??」 「……わかった」 なんとかなだめて私は部屋をでた。 はぁ……。 「ドキドキ治まって……」 そんなことを思いながら家に帰った。