甘えん坊男子の恋事情。






ピンポーン





しばらく歩くと優の家に着いた。
チャイムを鳴らしてもなかなか出てこない。



もう一度鳴らそうとすると



「……ぁ。朝輝!?」




あ、やっと開いた。たぶん優がでてきたってことは家に誰もいないんだろな。




「よっ。これワッフル。」


「……ありがとう。じゃなくて!!」


「……へ??」



嬉しそうに、ワッフルをもらったと思ったらすぐにこっちをみてきた。



「……こんな真っ暗になるまで何してたの!!」





なんだ、そんなことか。まだ夜の6時だし。






「大丈夫だって。あんたじゃないんだから変な ひとにはついてったりしないわ。ばーか。」


「……別にバカじゃないし。」


「それに、和奏を1人で帰す訳にはいかないでし ょ。」


あ、納得したな。




「じゃ、これだけだから。ワッフル早めに食べ てね。私もう帰るから。」




そう言って帰ろうとすると



「待って、送るから……。」


「あんた。送るってすぐそこだけど。」


私の家はここからそんなに遠くないし。5分ぐらいで着くし。



「はぁ、別にいいのに。」


「よくないの。」






なに、不機嫌になってんだか。


そう思いながらも送ってもらった。