「浮輪くん! 海へ行くよ!」



いつもと変わらない
夏海ちゃんのキス


なんか…ボクは へんなんだ


すっげー、ドキドキする




「浮輪くん!
ちょうどよくなったね!」




そう言ってボクに抱きつきながら
アクセサリーとか
いいにおいの、キレイなビンが
たくさんならんでいる鏡の前

水着を、着ている姿