もののけ横丁

「そう。颯 仁衣菜。」


「………………お前、もののけなのか…………?」


汗が流れる。


恭平は、静かに手をショルダーの銃に持っていった。


「……………………ふふふ。」


静かに笑うと、仁衣菜は言った。


「おいかけっこ、しよ?」


仁衣菜は走り出した。


「あっ、おい!?待て!」


恭平も、仁衣菜の後を追いかけた。


仁衣菜は細い道に入り、走り続けた。


「っ、くそっ」


恭平も、持ち前の運動神経で、


仁衣菜の後を必死に追いかけ続けた。