もののけ横丁

少女は踵を返し、スキップで帰っていった。


金色の瞳。


あれは、絶対に普通の子供じゃない。


恭平の本能が言った。


「待って。」


少女の手首を確実に掴んだ。


「お兄さん。どうしたの?」


呼び止めたはいいけど、なんて言おう。


恭平は少し黙って、話を続けた。


「きみ、一体誰?」


「………………………………」


やってしまった。


恭平は、またほほに汗が流れた。


これで単なる普通の子だったら、


やばい。