命の時間



たくさんのパーツや道具を見てあれこれ想像しながらカゴに詰め込んだ。


アクセサリーの作り方が載っている本を見ていると、なっちゃんが誰か男の人と話してた。


「なんであんたがここにいるのよー。」


「母親に頼まれたんだよ。
でもどれかわかんなくてさ。
お前わかる?」


「は、わかるわけないじゃん。」


そんな会話が聞こえてきた。