命の時間



しばらくするとドタドタっ・・・と走る音が近づいてきた。


・・・と同時に女の人の怒った声も聞こえた。


『ぷっ。あの声は橋本さんだな。』


小さく笑っているとさっきの女子高生が入ってきた。


「楓ー。また婦長さんに怒られちゃったよー。
完全にあたし目ぇ付けられてるよね!」


『なっちゃん、病院では走っちゃダメだよ?』


笑顔で言うと彼女もテヘッと笑う。