命の時間



病室へ戻り、ベッドに入る。


「楓・・・ごめんね。
丈夫に産んであげられなくて・・・。」


・・・・・・。


病室に沈黙が走る。




『お母さん、ありがとう。』


「えっ?」


『産んでくれてありがとう。
丈夫じゃなくても私は満足してるよ?

さっきは余命とか聞いてちょっとビックリしちゃったけど、ほら!完治してる人もいるんでしょ?

じゃあ私も完治できるよ!だってお母さんの子供だよ?』


「楓・・・。」