命の時間



『冗談じゃない・・・。』


(何で死ぬ事を願うのよ。


まだまだやりたい事はたくさんある。


というか、やってない事ばかりなのに。)


夢とは言え、死神という人物が夢に出てきた事に不安と怒りが芽生えた。


(でも死神が現れたってことは・・・。)


『私、もうすぐ死んじゃうのかな・・・。
・・・・・っまさかね!夢よっ夢!』


色んな想いを掻き消すように朝食と薬を流し込んだ。