命の時間



(何か変だなぁ・・・。)


お母さんに感じる違和感は帰る時まで続いた。


「じゃあ、もう面会時間も終わるし、お母さん帰るね。」


帰る支度をしながらお母さんは言ったけど、目線はあれから合ってない。


『ねぇ、お母さん。何か隠してない?』


お母さんは手を止めて、私を見るとニコッと笑った。


「隠してないわよ?
それより、ちゃんと暖かくして寝るのよ?』


『はぁーい。』


「じゃあ、また明日来るからね。』


手を振るお母さんにうん、と頷いて手を振り返した。


カラカラカラ・・・パタンっ