命の時間



『お母さんー?』


声を掛けても誰もいない。


ふと洗面台を見ると、私の部屋にあった花瓶とさっきお母さんが持ってきたであろう花が置いてあった。


『どこに行っちゃったんだろう?』


花瓶にお水を入れ、お花をさして部屋に戻った。


すると廊下の遠くで院長先生にお辞儀をしているお母さんが見えた。