「楓、ほら準備しないと。」 お母さんに言われて時計を見る。 『もうこんな時間?』 朝の時間が経つのはなんて早いんだろう。 身支度をしていると、インターホンが鳴った。 「かえでー!」 外から声がする。 「あら、菜月ちゃん今日は寝坊しなかったみたいね。」 お母さんはふふっと笑って、お弁当を渡してくれた。 『いってきまーす。』 「「いってらっしゃい。」」