命の時間



(よかった・・・
でも目撃者がいなかったら犯人にされてるところだった。)


「物騒だなあ。楓も気を付けなさい。」


お父さんが顔をしかめてそう言った。



『うん、気をつけるよ。』


私は命の時間を奪った事を後悔していた。


1人は助けた事に変わりないけど、1人は私が殺したようなものだったから。



それに、自分の過ちを死んで償うのは違う気がしていたから。