命の時間



今度は男の人に近寄り、声を掛けた。


『あなたは・・死にたいと願いましたか?』


他に言葉が出なくて、直球過ぎたかな。と思いつつ、聞いてみた。


「あぁ、そうだよ。
俺はとんでも無い事してしまった。
愛した女を殺してしまった・・。」


『えっ・・・。』


「昔別れた妻に新しい恋人ができて、娘にも会わせてくれねぇし、つい・・
後ろから刺したんだ・・・。」