命の時間



(やっと、学校に行ける。)


待ち望んでいた高校生活。


退院したらすぐ高校に通いたいとお願いしていた。


長く休んでいて不安でもあったけど、先生の気遣いで2年生までは進学させてくれるし、何よりなっちゃんとクラスが一緒だったから、心強かった。


「かえでー降りてきてー!
お祝いしよっおーいーわーいー!」

階段の下でなっちゃんが私を呼んでいる。


『はーい!』

私は制服をまたクローゼットの前に掛け、リビングに向かった。