命の時間



その1つの声に集中して目を開けると、辺りは真っ暗になっていて1人の男の人がベンチに座っていた。


『あの・・・』


声をかけると男の人は振り返った。


40代くらいの痩せたおじさんだった。


「俺は死んだのか?」


『いえ・・・』


「お前は?」


『私は・・・』


(なんて言ったらいいんだろう。)