命の時間



「これで大丈夫かな?」


『そうだね。何度もお願いすれば、きっと叶えてくれるよ。』


「うんっ」


とても素直でいい子なのに、残酷な世界に嫌気がさす。


命に平等なんてない。


「あっゆーかそろそろ帰らなきゃ。看護師さんに怒られちゃう。」


『そうなの?じゃあまた明日ね。』


「うん、バイバーイ。」


ゆうかちゃんは絵を描く道具を持って走って行った。