命の時間



にやけ顏でもうっと言いながら、差し出してくれたプリンを受け取った。


「だって今日で1年生も終わりだし、楓とお祝いっ!
1年生お疲れ!2年生もよろしく!」


「かんぱーいっ!」


とわたしのなっちゃんプリンの器がカツンっと鳴った。


そう、この子はこんな子。


あまり学校へ行けなかった私を、修了式に出られない私を気遣って、ここへ来てくれたんだ。


自然と涙が出てしまった。


「ちょっ!何泣いてんのよ!
ティッシュ、ティッシュ・・・」


『なっちゃん、ありがとう。』


「やめてよー!もうっ・・・
もらい泣きー・・・」