命の時間



困惑している私に彼は続けた。


「僕は死にたいと思っている人の時間をとり、生きたいと思っている人に与える・・・

そういう仕事?っていうか力を持っているんだ。
まあ、死神だって自分で言っといて何だけど、一応人間なんだ。」


彼はハハッと笑っているけど、全然笑えない。


意味がわからない。