*アイドル様とモデルちゃん*

「ほんとに?…じゃあ、明日の朝ははりきって朝ごはん作るねっ。」


家に帰って他愛のない話をしながら

瑠樹くんと2人で過ごす時間が、あたしは何よりも好き。


「ふわぁー…、んー…。」

「紫音?眠いのか?」

「んー、ちょっと。」

「本気で眠くなる前にシャワー浴びてこい。」


そのままだと困るだろ、と瑠樹くんに促されて

私はソファから立ち上がりシャワールームに向かった。