*アイドル様とモデルちゃん*

「…紫音を怖がらせることだけは、しないようにしねーと。」


初めての時は

離れていってしまう、っていう緊張感と

焦りがある中で夜を過ごした。


今日は違う。

もっと、ちゃんと余裕をもっていないといけないのに

自分自身がコントロールできなくて

俺は戸惑っていた。