*アイドル様とモデルちゃん*

紫音は、あの感じからして

1年前のあの時に戻ってしまってるだろうし


多分また痛い思いさせるだろうから

身体的にも、俺がちゃんとしてやらないときついだろう。


「…それなのに。何緊張してんだ俺は。」


シャワールームの方から

水の音がかすかにきこえる、それだけで。

俺の鼓動はどんどん速くなっていく。