*アイドル様とモデルちゃん*

紫音は結局、残りの半周じゃ泣き止まなくて

その後紫音が泣き止むまで

3周くらい、観覧車は俺たちを乗せて回り続けた。


「大丈夫か?…ほら、水。」

「ありがと。…ごめんね。」

「別にいーよ。…ただ、そんなに泣かれるとは思ってなかったけど。」

「だって、嬉しかったんだもん。」


紫音はそう言って

俺の手を握った。