*アイドル様とモデルちゃん*

「…もうちょっとで、てっぺん、かな?」

「…だな。…あのさ、紫音。」

「んっ…?」


ぱっと顔を上げると

真剣そうな瑠樹君の顔があった。


「…ずっと、渡したい物があったんだ。」


手のひらに、硬くて冷たいものが触れた。