*アイドル様とモデルちゃん*

ひょいっと手を掴まれて

立ち上がらせてくれる、瑠樹君。


「歩くの、辛いだろ?体重かけていいから。」

「そんな、悪いですよっ。」

「てか、手震えてるし。そんな、緊張することねーって。」


ぽんぽん、と瑠樹君に触られたところが

じんっと熱をもったように、熱くなった。