*アイドル様とモデルちゃん*

「はいっ、ありがとうございますっ。」


あたしは、ぺこりっと頭を下げた。

瑠樹君に名前覚えてもらえるなんて

本当に死にそうなくらい幸せ。


「身体、もう平気なら、送ってくよ。」

「え、いや、いいですよ、気使わなくて。」

「俺が送っていきたいの。ほら、行くぞ。」