*アイドル様とモデルちゃん*

「紫音ちゃん、紫音ちゃん!」

「は、はいっ!し、慎吾君…?」

「瑠樹、なんか煇に煽られて飲みすぎたみたいなんだ。悪いんだけど、ホテルの部屋まで連れてってくれないかな。」

「あ、は、はいっ。」

「ほんとごめんね。後で煇にはきつく言っとくから。はい、これホテルの鍵。」


あたしは慎吾君からカードキーを渡されて

瑠樹君に声をかけた。