*アイドル様とモデルちゃん*

はっとしてマネージャーさんを見ると

マネージャーさんは苦笑していた。


「紫音が幸せそうなら、私はそれでいいのよ。」

「…ありがとう、ございますっ…。」

「あ、もちろん、これからもお仕事、頑張ってね?紫音はすごく、評判いいんだから。」


マネージャーさんはそれだけ言うと

あたしの肩をぽん、として席を立った。